山に登るようになったきっかけを思い出そうとしてみるのだけど、どうにも思い出せない。
元々はポケモンGoの先駆け的なIngressという位置情報ゲームでクロスバイクに乗るようになり、地元を駆け回って遊んでいた。Ingressはゲーム内で「ポータル」と呼ばれる現実世界の神社や史跡などを敵陣営と奪い合う陣取り合戦のようなゲームで、実際にその場所に行かないと奪い取ることが出来ないため、自転車が非常に役立つゲームだった。
しばらくするとそのゲームにミッションと言う新しい機能(スタンプラリーのようなゲーム内ゲーム)が実装され、都内にメダル(スタンプラリーで言うところのスタンプ)を集めに毎週のように出かけるようになった。毎週末、早朝から4号バイパスを自走で南下して都内の各所に配置されたメダルを夜遅くまで集めて回り、スタンプの図柄を完成させては悦に入っていた。スタンプの図柄や配置(それ自体をミッションと呼ぶ)は参加しているゲームプレイヤーの誰もが作成してゲームにアップロードすることが可能で、画期的なゲームだと感心しながら遊んでいたことを思い出す。(他のゲームを知らないので同様のものがあったのか無かったのかは分からない)
この頃は都内に出かけることが多かった。なぜならミッションはプレイヤーもポータルも圧倒的に多い都内に作られることが多く、凝ったミッションも数多く存在したからで、下町の河川沿いや住宅街など、普段であれば気にすることもなく通り過ぎる場所に動線が作られたミッションに誘導されて気付いたら夜遅くに浜松町駅近くにいたなんてこともあった。
・・・まだ山なんて遠い先の話。
