山に登るようになったきっかけ③

鉄道に載せてしまえば時間とお金と家族が許す限りどこまでだって行けてしまうのだから、行動半径は格段に広がり、都区部だけでなく東京都下や埼玉西部など自走で行くにはハードルが高いエリアのミッションに出かけるようになった。

そういったエリアは地元・埼玉東部や都区部とは異なり、起伏に富んでいた。そして何よりも山が近かった。人生の全てを関東平野のど真ん中で過ごしてきた自分にとって日常生活で山の存在を意識することなど皆無だったが、そういったエリアに行くと否が応でも山が目に飛び込んで来た。澄み渡った空気の向こうに見える山には人工の建築物とは異なる凜とした存在感があり、その裾野から続く田園地帯や川辺には日本の原風景と思える何かを感じた。そしてそんな風景の中を走る中で、自転車に乗ること自体がますます「気持ちえー」になっていった。

そうこうしているうちに自分の中でのIngressと自転車の関係性が逆転し始めていることに気付いた。Ingressをやるために自転車に乗るのでなく、自転車に乗るためにIngressをやるようになっていたということだ。

・・・だいぶ山に近づいてきたが、登り始めるのはまだ先の話

都幾川と外秩父の山々
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