この週末土曜は前から手賀沼に走りに行こうとOちゃんと話していた。天気もよく、気温も高めの予報だったので山方面に行こうか前日まで悩んだが、暖かい日差しの中をポタるのもいいなと地元の仲間にも声をかけ、予定通り手賀沼に行くことにした。
あまり良いイメージのなかった手賀沼も、今では湖畔に遊歩道やサイクリングロードが整備されて多くの人で賑わっている。周囲には洒落たカフェなんかも出来ているようで、今日はその中のひとつEagle137というお店でお茶した後、近くのアルペンにでも行こうと話していた。
江戸川と利根運河が混じる運河河口公園で待ち合わせし、Oちゃん、地元仲間のKさんと利根運河沿いに走り出した。予報通りの好天で日差しは暖かかった。
下町に住むOちゃんはお喋り好きで、初対面のKさんに並んで喋りながら走っていた。二人とも登山やアウトドアに詳しいので話が合ったのだと思う。そんな二人の背中を後ろから見ながらぽたぽた付いていき、やがて利根川に出た。利根川沿いは風景の変化に乏しく走っていてもつまらないのだが、気の合う仲間と走れば景色はどうでもよくなってしまう。
そうこうしているうちに手賀沼大橋を越えて道の駅しょうなんに到着した。
道の駅には地元(だけでないことも多い)の農産物が多く並べられていて、デポ地にさせてもらう時は大抵お土産に買って帰る。ぶらぶらと眺めていたKさんが嬉しそうに戻ってきた。

味噌生姜だいこん
これはいいと自分も買って食べていると、現地で合流予定のGさんの姿が外に見えた。GさんとKさんは地元のチャリ仲間で、今年もハルヒル に参加するという。イベントやレースに興味が薄い自分はいつもインターネットのライブ放送とGlympseのライブログを見ながらチャットで応援している側だ。テレビ放送されなくても遠くにいながら現地の状況を間近に感じて声援を送れるような時代だ。
今日の参加者が揃ったところで、目的のカフェにむけて漕ぎ出した。
手賀沼のサイクリングロードは整備されていて走りやすいのだが、すぐ飽きるのが分かっていたので湖畔から少し離れた道路を走った。雑木林や丘をすぐ脇に感じられ、交通量も少なく断然こちらの方が雰囲気がある。そしてその洒落たカフェは少し走った丘の中腹にあった。
日差しは春のように暖かく、テラス席には大勢のお客さんがいた。幸いそのテラス席の一角に案内され、昼下がりの食事とコーヒーを楽しみながらこの小春日和を満喫した。年齢が近く趣味も似ている四人はお互いの昔話も共感でき、あれやこれやと会話をした。



食事を終えて近くのアルペンまで走って山道具を品定めした後、道に迷いながら江戸川に戻ってきた頃には日が暮れかけていた。そこで都内へ帰るOちゃんとは別れ、残りの三人は北へ向かった。春の日差しは冬の夕暮れに変わり、冷たい北風が正面から吹き付けていた。そして、それぞれの家の近くで少しずつ別れ、最後はひとりで家に着く。
地球とストイックに向き合うソロライドが大好物だが、仲間と日が暮れるまでワイワイ走って、夕暮れの中バイバイと別れるような、小学生の頃を思い出すような、そんな遊びもいいな、と思う。
